パンセ 異世界からやってきた少女。鍵穴のない手かせ足かせを付けている。 門をくぐる際に記憶喪失になり名前、年齢共に不明。パンセはジュノウがつけた名前。 眼球がなく、あるべき部分は少しくぼんでいる程度で非常に不気味。 その不気味さを隠すため、目隠しを着用している。 目がないが「見る」力を持ち、不思議な声を「聴く」力を持ち、敵意のあるものを死に至らしめる力を持つ。 | |
ジュノウ・サーレル セフィド出身の神官。 神官でありながら神官の在り方に疑問を呈し、半ば破門に近い形でセフィドを出た。 その後水魔法、精霊魔法を学び、精霊オリハウラと契約。(が、即破棄。) 現在はマッカで傭兵業を営む。 マッカの片隅で座り込むパンセを見つけ、保護した。 精霊オリハウラとは腐れ縁。 | |
オリハウラ ジュノウと契約していた精霊。 フルネームはヴェルヴェド・テオ・テティス・シュトラーム・デル・オリハウラ。 四枚の翼と長い尾をもつ鳥の姿をしている。後半からは獣の姿に。 600年以上存在する精霊。 塵と風でできた器に収まる意識だけの存在。 年齢はなく、性別も存在せず、寒暖の感覚も無い。 食事をとらず、睡眠を必要とせず、子を成さない。 ジュノウと契約した際、長ったらしい自分の名前を全て呼べと喚いたため、即契約を破棄される。 その後もジュノウに付きまとい、契約なしでいいように使われている。 | |
シャントリエリ オリハウラの影から生まれた精霊。 犬のような形をしており、触り心地はゴムのようであるらしい。 非常に臆病な性格。 しゃべることが出来ないため、契約を交わすことはできない。 | |
ウリフェラ パンセを守る精霊のようなもの。 異世界からパンセと共にブリアティルトにやってきたようだ。 存在感がおそろしく希薄で、常に共にいるパンセにも気づかれていない。 唯一オリハウラがその存在に気付いたが、語彙が少ないため意志疎通が難しく、何者であるかほとんどわからなかった。 不気味がられては可哀想だと思い、ウリフェラの存在をオリハウラはパンセに教えていない。 |