土人形 登場人物 | |
パンセ 黄金の門を通って別の世界からやってきた目のない女性。 年齢不明。 ジュノウと結婚し、ガーベラとネージュの母となった。 現在ではブリアティルトにすっかりなじみ普通に生活しているが、生命力を吸い取ったり、人の心読んだり、遠く離れた場所でも会話ができたりと、異様な力を有している。 門を通った際にすべての記憶を失くしたが、本人は全く気にしておらず、今現在でも元居た世界のことは一切思い出せていない。 |
ジュノウ セフィド出身の元神官。43歳。 現在は神官を辞め、マッカの片隅で薬屋を営んでいる。 元よりブリアティルト出身のため、巻き戻りの影響を強く受ける。 精霊オリハウラの正式な契約主。 |
ガーベラ ジュノウとパンセの子。18歳。 パンセから声を聴く能力を受け継ぎ、遠く離れた場所でも会話をすることができる。また、大地や虫の声を聴くこともある。 戦闘能力は高くないが、非常に勘が良い。 契約はしていないものの、オリハウラを使役している。 |
ネージュ ジュノウとパンセの子。15歳。 パンセから強い力と、目のない容姿を受け継いでいる。 また精霊オリハウラの弟子であり、彼に習った魔法を使うことが出来る。 |
オリハウラ 風の精霊。 年齢は600歳以上。 塵と風でできた器に収まる意識だけの存在であり、生物的に殺傷することは出来ない。 体を持たないがゆえに”世界を変える力”がほとんどなく、攻撃能力は皆無に等しい。 現在の契約者はジュノウ。 契約内容はガーベラとネージュを守ること。 |
シャントリエリ オリハウラの影から生まれた精霊。 年齢は22歳程度。 影の中へ潜る能力を持つ。 騎士の姿をしているが本来の性格はかなり臆病。 オリハウラと違い、体の基礎となる部分を持っているため、攻撃能力がある。ただし、体が破損すると治るのに時間がかかる。 言葉を持たないためすべてボディランゲージ。契約も結んでいない。 |
ウリフェラ パンセが胎児のころから彼女を守っている護衛。 存在感が希薄で、その存在は、常にそばにいるパンセにも気づかれていない。 本人もなぜパンセの護衛となったか全くわかっていないが、とにかく彼女を大切に想い、守ろうとする気持ちは強い。 オリハウラだけがウリフェラの存在に気付いている。 |